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Home >ReactOS News >News #55: ReactOS 0.3.11がリリースされました

2009-12-16, Ged Murphy
ReactOS 0.3.11がリリースされました
translated by Tomoya Kitagawa on 2009-12-17

ReactOS 0.3.11がリリースされました

ReactOSチームはReactOS 0.3.11のリリースを発表できることを誇りに思います。今回のリリースは、リリースを試みるたびに、明らかになったさまざまなブロッカーバグのためにかなり長い間延期されてきました。これらのバグを追跡して捕えるのには多くの時間を費やし、再び同じ問題に直面することが、二度とないように様々な処置が施されました。これは、このリリースにはわくわくするような新機能がたくさんないと言うための言い訳ではありません。2点、目立っているのがメモリ マネージャへの大きな変更と、サウンド スタックへのもう一つの飛躍です

メモリ マネージャに対して行われた変更点の全てをまとめるのは難しいのです。これは完全な書き直しも同然だからです。これらの変更はさらなる安定性と信頼できるコンポーネントをもたらしただけではなく、現在ではARMプロセッサのサポートも盛り込まれています。ARMメモリ管理ユニット(MMU’s)はx86とx86-64のMMU’sに比べて完全に別の方法で処理されますが、ARM Mmコンポーネントは、極力様々な分野の共有コードと共にx86コンポーネントと並んで書かれています。加えて、これらの変更はより改善されたWinDbgとの互換性をもたらします。WinDbgのサポートにおいては、現在日常的な機能のほとんどが動作して、以前見られたWinDbgを使うには程遠いタスク(カーネルを通るタスク、プロセスのスレッドや動的に編集しているメモリをリスト化するようなタスク)も動作する水準にあります。 私たちは今、PDB's (Microsoft's debugging symbols)を、ソースモードの追加利点と共に導入する水準にあります。これはreactosのカーネルのデバッグをWindowsカーネルのデバッグと似たような体験にします。
技術的なことが知りたい場合、ここに今回のリリースでのMmへの変更点があります

サウンドスタックは、すべての領域の至る所で大規模な作業が起こり続けています。このリリースではwaveの録音と、ボリュームレベル調節とミュートなどのミキサーサポートがもたらされています。改善されたコアコンポーネントのWinXPとの互換性は、より多くのコンポーネントがWindowsで動作し、サウンドトラックが一定の水準に達しているという互換性のレベルを示すのにいくらか役立つことを意味します。

アプリケーションインタフェースの互換性を確保するのに向いた、Wine test frameworkに基づいた大量の修正により、オペレーティングシステム全体において、互換性と安定性の変化が続いています。

今回は0.3.11のリリースということで、ある程度「Windows 3.11 for workgroups」への懐かしさを感じました。そこで、(3.11に)ちなんで面白いイースターエッグを追加しました。見つけてみてね。高齢世代の方はすぐ見つけられるでしょう

0.3シリーズの残りであるこのリリースは、まだアルファ品質のソフトウェアと位置づけられているため、ReactOS 0.3.11ですべてのアプリが動作するとは限りませんし、あなたのハードウェア上では動作しないかもしれません。

変更点の要約

詳細な変更点のすべてはchangelogで見ることができます。以下はいくつかのより重要な変更点のまとめです:

  • kdcomカーネルモードライブラリの書き直しによって、さらにMicrosoft版との互換性が向上。これにより、改良されたWinDbgの組み込みサポートが利用可能になりました
  • 運送されたライブラリの遅滞ロード機能を提供する、遅延ロードされたdllへのサポートがビルドツールに追加されました
  • 中国語と韓国語をサポートするフォントが追加されました
  • システムの幅広いパラメタ(SystemParametersInfo APIをご覧ください)を設定・取得するための新しいハンドラが書かれたことにより、Windowsの実装と比べてハンドラをなおさら完全で互換性の高いものにさせます
  • Opera、Open Office、Firefox 3.5、VLC1.1、skypeなどの、いくらかのアプリケーションで互換性の改善が見られます
  • 遊びに便利な、新しいスパイダソリティアアプリケーションが追加されました
  • ほとんどのWineユーザモードDLLと、Wineと共有されているWin32サブシステムコードの同期
VirtualBoxへのインストールに関する注意
バグが1件、明らかになりました。VirtualBoxにReactOSをインストールすると、VM(仮想マシン)に256MB以上のRAMが割り当てられている場合を除いて、USBドライバの読み込み中にReactOSがハングします。これを回避するには、RAMの割り当てを既定値の192MBから上げるか、USBデバイスを無効にしてください。この回避方法を含むプレインストールされたVirtualBoxのVMをダウンロード向けに作成しました。 ご不便をおかけして申し訳ありません。

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